2013年度 発達障害研修会のお知らせ
ー成人の発達障害の評価と診断ー
発達障害の概念が広まるとともに、成人になってはじめて発達障害かと疑われる方が増えています。
しかしながら、成人の発達障害は、気分障害などの二次障害を合併することが多く、二次障害を主訴に受診する場合、根底にある発達障害が見過ごされるケースも少なくありません。
そこで、本研修会では、発達障害が疑われるケースや見過ごされやすいケースの特徴、発達障害を評価する視点について、実演やビデオ映像などを用いて解説します。本研修を通して、発達障害の理解を深めて頂き、日々の臨床活動に役立てて頂ければ幸いです。
※研修内容は昨年(平成24年6月10日)開催した研修会と基本的に同じです。
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プログラム※研修内容は昨年(平成24年6月10日)開催した研修会と基本的に同じです。
13:00-13:05 | はじめの挨拶 司会:金生由紀子(医学系研究科こころの発達医学分野) |
13:05-13:45 | 発達障害と精神疾患 講師:桑原斉(医学系研究科こころの発達医学分野) 発達障害が見過ごされた事例を挙げながら、発達障害と統合失調症、気分障害、強迫性障害などの精神疾患との共通点と相違点について解説します。 |
13:45-14:30 | 発達歴の聴取 講師:安藤友子(医学系研究科精神神経医学分野) 発達障害の診断に不可欠の幼少期や学齢期の情報を得る際の、具体的な聞き方や評価のポイントについて説明します。 |
14:30-14:40 | 休憩 |
14:40-15:30 | 心理検査 講師:浅見綾(医学部附属病院こころの発達診療部) 診断と支援を考える上で欠かせない認知機能の評価と二次障害に関連した症状の評価について、検査の種類やその解釈の仕方について紹介します。 |
15:30-16:00 | 支援 講師:川久保友紀(医学系研究科こころの発達医学分野) 発達障害の方を支援する基本的な考え方、診断の伝え方や外来でのアドバイスの方法について説明します。 |
16:00-16:30 | 質疑応答 |