ホーム > 啓発・社会活動 > 発達障害研修会

発達障害研修会のお知らせ

タイトル 発達障害研修会「成人の発達障害の評価と診断」
日時 令和元年7月7日(日)13:00〜16:30(開場12:30〜)
会場 東京大学医学部教育研究棟14階 鉄門講堂(地図
参加対象者 発達障害あるいは精神疾患に対する診療を行なっている心理士、医師、看護師など(心理検査に関する守秘義務を遵守できる方)
当院職員の方には個別に対応致しますので事前にご相談下さい。
定員 200名(参加費無料/事前登録制)
主催 東京大学医学部附属病院こころの発達診療部
共催 文部科学省 課題解決型高度医療人材養成プログラム事業
 「職域・地域架橋型-価値に基づく支援者育成」事業
後援 東京大学 こころの多様性と適応の統合的研究機構
研修趣旨 発達障害の概念が広まるとともに、成人になってはじめて発達障害かと疑われる方が増えています。しかしながら、成人の発達障害は、うつや不安などの精神症状を伴うことが多く、精神症状を主訴に受診する場合、根底にある発達障害を見出しにくいケースも少なくありません。そこで、本研修会では、発達障害が疑われるケースや見過ごされやすいケースの特徴、発達障害を評価する視点について、ビデオ映像などを用いて解説します。本研修を通して、発達障害の理解を深めて頂き、日々の診療活動に役立てて頂ければ幸いです。
問合せ/申込み先 childpsy.tky@gmail.com
下記フォームに所属・職種・住所・電話番号・氏名を明記の上、送信願います。
参加可否につきまして、メールでお返事をさせていただきますので、childpsy.tky@gmail.comからのメールを受け取れるよう設定をお願いします。

申込みフォーム

定員に達したため、登録は締め切りました。

 

プログラム

司会:金生由紀子(東京大学医学系研究科 こころの発達医学分野)

13:00-13:05 開会挨拶
金生由紀子
  (東京大学医学系研究科 こころの発達医学分野)
13:05-13:40 発達障害と精神疾患 
講師:金生由紀子
  (東京大学医学系研究科 こころの発達医学分野)
複数の模擬事例を挙げながら、発達障害のカテゴリー内(例えば、自閉スペクトラム症、注意・欠如多動症など)の鑑別と併存、さらには、発達障害と精神疾患の鑑別と併存について解説します。
13:40-14:20 発達歴の聴取 
講師:濱田純子
  (東京大学医学部附属病院 精神神経科/ こころの発達診療部)
発達障害の診断に不可欠の幼少期や学齢期の情報を得る際の、具体的な聞き方や評価のポイントについて説明します。
14:20-14:35 休憩
14:35-15:20 包括的評価 
講師:江口聡
  (東京大学医学部附属病院 こころの発達診療部)
診断と支援を考える上で欠かせない認知機能の評価と併存しやすい症状の評価について、検査の種類やその解釈の仕方・留意点などについて具体的に紹介します。
15:20-16:05 心理教育と支援 
講師:江里口陽介
  (東京大学医学系研究科 こころの発達医学分野)
発達障害の方を支援する基本的な考え方、診断の伝え方や外来でのアドバイスの方法について説明します。
16:05-16:30 質疑応答