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被験者募集

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研究名 自閉症スペクトラム障害成人への小集団認知行動療法プログラムのランダム化比較試験
倫理的配慮 この研究は、東京大学医学部倫理委員会による、意義、安全性、個人情報保護等についての厳正な審査を経て、承認を受けております。
結果は匿名化した後に多施設で併せて解析しますが、個人情報が漏れることのないよう厳重に保管されます。
また、お越しいただいてから改めて検査の内容を書面にてよく説明し、自由意志で同意していただいてから行います。一旦同意しても途中で取り下げることも自由にできます。
対象者の要件 (1)年齢18-50歳
(2)(高機能)広汎性発達障害、アスペルガー障害、(高機能)自閉性障害、(高機能)自閉症スペクトラム障害のいずれかの診断を受けている方
(3)親御さんが来院し、幼少期の発達についての面接を受けることができる方
(4)知能検査においてIQが85以上(言語性IQが分かる場合は、90以上)ある方
(5)4,5名程度の少人数グループでの活動ができる方
(6)活動に安定して出席できる方
(7)服薬している方の場合は、薬物療法が安定している方
なお、研究参加には、主治医が記載した診療情報提供書の提出と幼少期の発達について親御様に面接を受けて頂くことが必要となります。
対象除外基準の詳細
研究内容 自閉症スペクトラム障害をお持ちの方を対象に小集団認知行動療法を実施し、その前後でアンケートや心理検査を受けて頂き、集団療法の効果を検証します。
別の関連研究(脳機能研究)の参加要件を満たす方については、そちらの研究のご案内をさせていただき、ご協力をお願いする場合があります。
集団療法の内容 自閉症スペクトラムの特性についての学習、感情についての学習、ストレス対処法についての学習、リラックス法の学習(ストレッチや呼吸法の練習)を講義や発表形式で行ないます。
集団療法の実施曜日と実施場所 実施日時  土曜日 10時30分~12時15分あるいは14時~15時45分のどちらかになります。
時間の指定はできませんのでご了承ください。
実施回数 全8回
実施場所 東京大学医学部附属病院こころの発達診療部
実施形態 4~5名で1グループを構成し活動します。各グループ2名程度のスタッフ(心理士と医師)が担当します。
費用 研究参加期間中は、診療扱いとなり来院するたびに再診料をお支払いいただきますが、研究協力の謝礼として負担相当金額をお支払いいたしますので、研究参加に伴う実質的な費用負担はありません。検査および面接のための来院された日については、大学の規定に基づき謝礼(交通費込)をお支払いします
応募方法 ご協力のご意思がある場合には、研究参加に先立ちアンケート(本人記入)と情報提供書(主治医記入)を郵送させて頂きます。
タイトルを「成人ASD集団療法参加希望」とし、郵便番号・住所・氏名・性別・年齢・生年月日・電話番号をメール本文にご記入の上、下記のアドレス(mkuroda2011@hotmail.co.jp)にご連絡ください。
なお、事前アンケートおよび情報提供書により研究参加者の要件と照らし合わせ、定員に達した場合などにご協力のお申し出をお断りすることがありますのでご了承ください。
参加申し込みから参加決定までの流れ 1.メールで応募
2.ご自宅に郵送されたアンケートと情報提供書に必要事項を記入し返送
3. 来院日について担当者と相談
4. 対象者の要件の評価のため面接(ご本人および親御さん:それぞれ約2時間)
参加決定から参加終了までの流れ 1. 初診手続きと各種心理検査および面接(所要時間:約1時間)
2. 参加して頂く集団療法の開始時期について決定
集団療法の効果検証のため、3.および4.を集団療法に参加した後に実施する方と集団療法開始までの待機期間中に実施する方とに分けさせて頂きます。その際、コンピュータを用いて機械的に決定するため、どちらになるかを操作することはできません。
3. 1.より3ヶ月後、各種心理検査および面接(所要時間:約1時間)
4. 1.より6ヶ月後、各種心理検査および面接(所要時間:約1時間)
その他 研究に参加している期間および研究期間終了後の診療は現在通っている機関で継続して頂きます